品種紹介

プラネットで取り扱っている主な植物をご紹介いたします。

Ficus benjyamina / クワ 科 /フィカス 属 / 東南アジア原産

ベンジャミナ

木立を演出する大活躍の品種

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特徴

5~10cm程度の小さな葉が良く茂る定番品種。本来20m以上になる常緑樹です。薄いグレーの幹と小さな葉がインテリアをやさしい雰囲気にしてくれます。昔から家庭の観葉植物としても定番ですが、樹形が美しく枝分かれしよく繁茂するので、アトリウムの高木植栽などにもよく使われてきました。昔ほどの人気の勢いはありませんが、葉の斑入りや黄緑などの園芸品種や、トピアリー仕立てなど色々流通しています。


育て方のポイント

環境になじめば育てやすい



(注意点)
葉が良く繁茂するので、内側の葉が日照不足になりがち。ときどき混みあった枝葉を内側に光が入る程度に剪定すると風通しもよくなり病害虫の予防にもなりよいです。
また、小さな葉ですので、枯葉はこまめに取り除くと景観的にも病害虫予防にも良いです。



神経質になる必要はありませんが、ゴムの木の仲間は枝葉の切り口から白い樹液が出ることを知っておくと良いでしょう。樹液を触ると人によってはかぶれたりするので、触らぬよう気を付けてください。また樹液はしばらく出つづけるので、その場合はティッシュなどで切り口をふさぐか、床などに紙や布を敷いたりして対処すると良いでしょう。床につくとベトベトとしたり汚れがおちなくなる場合があります。



(病害虫)
カイガラムシなどに注意しましょう。日ごろから日当たり、風通しに注意し、これらの発生を予防しましょう。混み合った枝葉を減らす剪定をしたり、枯葉をこまめに取り除くことは、日当たりや風通しをよくするのでとても有効です。
葉に霧吹きをするのも予防につながります。

病害虫が見られたら、それらをふき取るまたはその部分を取り除くなどして早めの対処をしてください。



どの樹種にも言えることですが、病害虫の予防として、環境を整え、
まめに葉などにつく埃などを柔らかい布などでとりのぞくこと、乾燥しているようなら葉水をすること、株が弱っているようなら状況に応じて液肥などを検討ください。