屋内外で施工が可能な汎用性の高い壁面緑化システム
ユニットを積み上げるように取り付けていきます。組み立て方法がシンプルで、DIY感覚で取り付けることも可能です。
ユニットの奥行が130㎜で、コンパクトな壁面緑化です。
植物の向きを斜めにすることで植物に光が届きやすく、より成長を促します。
ユニットの中に、植物の入ったカセット式のインナーポットが入ります。植物が傷んだ場合の交換や、デザイン変更による配置移動が手軽にできます。また、ユニット内の水の流れの確認や清掃も容易にできます。
最上段に給水した水が、順を追って下へ流れる仕組みとなっています。水が流れ落ちる音はせせらぎのようで癒しの効果も期待できます。また、自動潅水設備を設ければ水と肥料を循環させ有効に活用することができます。
ユニットと植物は、一つ一つがコンパクトであり、宅配でお届けすることができ、輸送コストを削減できます。
環境に配慮したグリーンインフラとして自然環境に即した雨水循環型の壁面緑化にも取組むことができます。
グリーンインフラとは、自然環境が有する多様な機能を活用し、持続可能で魅力ある国土・都市・地域づくりの取り組みです。社会資本整備重点計画を進める国土交通省の重点施策に挙げられています。
グリーンインフラの一つであるレインガーデンの壁面緑化は、雨水をタンクに溜め、ソーラーパネル電源を利用してタンク内雨水を水中ポンプで潅水します。
ハイドロカルチャー植物栽培による雨水循環型壁面緑化システムは、天然水(雨水)と天然エネルギー(太陽光)を利用した自然に即した環境改善型の緑化システムです。また、植物生産は、すべてナチュラルオーガニックハイドロカルチャーを活用しています。
屋内での造作家具による施工例
キャビネットの下に循環用のタンクとポンプが入っており、タイマーで定期的に上から水を流しています。
屋内での什器による施工例
こちらは、専用の什器を作成した設置型の緑化になります。吹き抜けの場所に設置しているため、照度を確保するために什器に照明が設置されています。
屋外での施工例
環境の良い屋外では、植物によっては非常に大きく育ちます。また、こちらでは、ポンプ稼働の電力を左上のソーラーパネルでまかなっています。
屋外での雨水貯留のしくみ
雨水が流れる樋に雨水分流器を介して(右下)植物に必要な水量を確保するとともに、大雨の際には、水を貯留することで道路などに流れ出る水を押さえる(グリーンインフラ)の効果も期待できます。
タンクの水はソーラー電源でタンク内の水中ポンプを動かし、循環させます。
8月でも咲くシクラメン
この写真が撮影されたのは8月末ですが、シクラメンや周りの植物が旺盛に育ち
蒸散気化熱を奪い涼しくなっている様子がうかがえます。
仙台緑化フェア―におけるグリーンインフラの展示
「雨宿里」(あまやどり)と名付けた壁面緑化システムを、2023年に開催された仙台緑化フェアで展示した時の画像です。
石川県金沢市に設置された壁面緑化システム
金沢市にあるガーデンセンターに設置された壁面緑化システムです。
写真奥の建物の樋から雨水を導入し、その水を循環利用しています。
石川県白山市に設置された壁面緑化
背の低い壁面緑化が窓の下の外壁に沿って施工されています。
水は緑化の手前にある貯水曹の水が循環する仕組みになっています。
マンションにおける壁面緑化
千葉県市川市にあるマンションに施工した事例です。
千葉公園での壁面緑化(施工時)
千葉公園内にある建物の一部に壁面緑化をした時の事例です。
千葉公園での壁面緑化(施工直後)
千葉公園行った壁面緑化のその後の様子です
ショッピングセンターでの壁面緑化
ショッピングセンターの2F部分の屋外通路脇に行った壁面緑化です。
造作デッキ内に給水タンクがあり、樋から雨水を取り込んでします。
また、ソーラーパネルの電源でポンプが回り、水が循環しています。
川崎市役所で行った壁面緑化
川崎市役所の玄関に設置した壁面緑化です。
柱周りをL字に緑化しています。こちらもソーラー電源で水を循環しています。
株式会社プラネット本社内の壁面緑化
株式会社プラネット本社事務所に併設された展示スペースに設置された壁面緑化です。
株式会社プラネット本社内の壁面緑化(2)
先ほどの画像の一部ですが、左からシシトウガラシ・ナス・トマトが植えられています。
撮影されたのは8月ですが、猛暑でも雨水導入、ソーラーパネル電源による
上下潅水循環でこのような壁面緑化でも野菜の栽培が可能です。
高齢者施設での壁面緑化
屋内外でのコンパクトな壁面緑化です。屋外は太陽光ですが屋内の壁面緑化にはLEDが設置され、花・野菜・ハーブ等が栽培できる垂直菜園となっています。花を見たり、野菜を収穫して楽しんでいただけるようになっています。
化学液肥と有機液肥との栽培比較試験(1)
さまざまな液肥を用いた成長比較試験の試験中の画像です。
化学液肥と有機液肥との栽培比較試験(2)
タンク内の溶液に肥料成分を入れ管理します。
肥料成分は循環するため、屋外へ流れることはなく、無駄なく植物に与えることができます。
長野市内での花・野菜・ハーブを使った壁面緑化
常緑の植物でだけでなく、1年草などを植えた事例です。秋から春は屋外でビオラが咲き続けます。ハイドロカルチャーなら直径6cm程度の鉢でも大きく生長します。
エディブルフラワー
屋外でエディブルフラワーを中心に栽培した時の画像です。
LEDなどをつけ、育成環境を整えれば、室内でも栽培可能です。
パーテーションタイプの壁面緑化
室内用の壁面緑化です。パーテーション代わりとして使え、キャスターもついているため空間の用途に応じて移動も可能です。
アクアポニック式の壁面緑化
底面のタンクが金魚の水槽となっているたアクアポニック栽培仕様になっています。
魚の出した老廃物などが分解され植物の栄養となる仕組みです。